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2012年5月 4日 (金)

記憶にとどめる vol.2

3月19日昼、仙台空港ターミナルビルから滑走路を臨む。

Sendaiairport120319

この時、私たちも含めて滑走路を見ていた人たちは一様に押し黙り
昨年3月11日を、津波が車や飛行機を呑み込む様を思い出しているように感じた。

 

あの時、テレビで繰り返し流された映像は
空港に隣接している第二管区海上保安本部仙台航空基地からの映像でした。

『ここも危ないけど、逃げようがありません』 『空港、全部だめです』

無線を担当する係官の叫びにも似た報告。今も生々しく記憶に残っています。

 

一見、元に戻りつつある仙台市を後にして、車で仙台空港へ向かっていると
周囲の風景が様相を変えていきます。車内の私たちは無言になります。

Sendai120319

災害廃棄物処理のための仮置き場が何か所もありました。
写真の仮置き場は、亘理・名取の瓦礫が集められている場所の一つです。

 

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新幹線に乗る前に、盛岡駅ビルの書店に立ち寄りました。

Book01

旅行前に大分の書店で見かけていたものの、そのタイトルゆえに
>購入を躊躇した本を見つけ、手に取りレジに持っていきました。
地元の書店らしいブックカバーをつけてくれました。

Book02

「震災死」 吉田 典史 著 (ダイヤモンド社)

 

大震災から数か月は、書店には、震災報道の本が多かったですが
ここに来て、救援活動に携わった人達の本や、被害や対策を検証したものが
増えてきた気がします。この本もそういう書籍の一つです。

 

これに書かれている「検証」の一つ一つが辛い。

被害にあった方たちにとっては、読むに絶えないのではと思う内容も多く
中には、反発を覚える人もいるのではないかと思う一節もありました。

 

でも、少なくとも、国の中心にいる人達には
この書籍に書かれていることを真摯に受け止めてほしいと思います。

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