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2008年4月26日 (土)

春の雨降る由布院で

Tenjousajiki 仕事でお付き合いのある女性から、なんとも綺麗で愛くるしい鳥の写真が載った案内状をもらいました。

その鳥は、鳥は鳥でも漆でできた鳥。
見事な螺鈿細工でした。

沖縄で漆の作品を制作されている原田城二さんの漆芸展の案内状だったのです。

惹かれるものがあり、湯布院で開催された
「原田城二 漆芸展」(3/29~4/6)に行ったのは、春の雨が降る3月30日。

天井桟敷で個展の始まるまで、
しばしの間、コーヒーブレイクです。
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静かなコーヒータイムで気持ちもゆったり。

亀の井別荘の敷地の奥にある雪安居(ゆきあんご)へ向かいました。

中に入ると案内状で見た鳥の作品が迎えてくれます。

記帳をしていると、原田さんと奥様がいらして、まずはご挨拶。

その後、説明をお聞きしながらの作品鑑賞です。

漆は、本来、暮らしの中で使っていくものだからと作品を手に取ることも自由。

そんな気取りのなさが嬉しく感じます。

写真も自由に撮ることができ、ブログでの紹介も快く承諾していただきました。

静かな室内で、今まで見知っていた漆を使った装飾品や器とは

ひと味違う作品が多く、とりわけ、自然への讃歌に満ちている気がします。

Shitugei

随分ゆっくりしてしまい、原田ご夫妻から「お昼にしましょう」と

おはぎをご馳走になってしまいました。(なんとも図々しいiharajaです(^^ゞ)

そんな具合にのんびりしていると

雪安居の庭に流れる小川にホシゴイ(ゴイサギの幼鳥)が飛んできました。

長い時間、小川に入りウロウロしていました。

ゴイサギは数年、この姿で過ごすらしく、

白い斑点が星のようなので、ホシゴイと呼ぶのだそうです。

Hoshigoi

その内に翡翠も飛んできました。なんと綺麗な鳥でしょう。

Kawasemi

なんだか満たされた気分に浸りつつ、

ご夫妻とお別れをし駐車場へ急いでいると、「あら、コサギ!」

Kosagi

小魚を狙っているらしく、そばで写真を撮っていても平気な様子。

とても間近にコサギを見ることができました。

漆芸展と野鳥の姿をスライドショーにしてみました。2分半程です。

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Mrjoujiharada

原田さんの南久留工房は、沖縄の本部にあります。

もっと早くに知っていたら、沖縄に行った時に寄ったのになぁ。

昨年行った美ら海水族館フクギ並木の備瀬から、すぐの場所でした。

機会があれば、いつか訪問したいものです。

原田さんのことを紹介したHPがありました。興味のある方は ↓
こちら(2001年7月の記事)こちら(沖縄・青砂工芸館の記事) で。

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コメント

pen 鯉三さん
黒か朱の塗り、というのが私の持つ漆のイメージでした。
だから、原田さんの作品を拝見したときは、その色使いに驚かされました。
独特の色彩、形、時に大胆で時に繊細な絵柄は、とても魅力がありました。

「ひすい」も翡翠という字ですね。「かわせみ」で文字を変換していると「翡翠」という文字もあり、なんと綺麗な表現だろうとこの字にしてみました。
連翹や若葉の色の中でもはっとするほどの色でした。ガラス戸で隔てられているのに、そのまま、いて欲しくて息を凝らしていた気がします。

鯉三さんがコメントしていた記事で晩餐会反対の要望文を知りました。
私もその文を利用させていただきました。

投稿: Iharaja | 2008年5月 8日 (木) 07時03分

こんばんは。記事はずいぶん前に読ませていただいていたのですが、スライド・ショーは今初めて見ました。
素晴らしい作品の数々に、ため息が出ました。漆塗りはなんともいえない柔らかさと温かさがありますね。なによりもこの色なのですが、とても独特で陰陽を混ぜ合わせたらこうなるのかなと思いました。

翡翠というのはカワセミのことですよね?わたしも台湾の台東のとある山中で偶然見かけたことがあり、あの鮮烈な青が忘れられません。もう一回見てみたいものです。

投稿: 鯉三 | 2008年5月 8日 (木) 00時54分

pen とんちゃん
「手仕事」、いい言葉ですね。私も暮らしに息づいた手仕事が大好きです。
スライドショーを気に入ってもらって嬉しいです。

「日本民藝館」は知りませんでした。
調べてみたら、柳宗悦に縁の博物館なのですね。
日田の民陶「小鹿田焼」は彼やバーナード・リーチが有名にしたと記憶しています。その小鹿田焼の展示もあるようですね。芹沢銈介の染めも興味があるのです。
上京の際には是非案内していただきたいと思いますm(__)m

そうそう、休日の昼間、彼らは寝ていることが意外に多くて、そんな姿をぼんやり見ていることが多いです。
そこにいるだけで、なんだかいいのですよね。
部屋を移動したら起きてついてきたりして「寝てていいのよ~。」などと言いつつ、ついてきてくれる事が嬉しかったりもします。

投稿: Iharaja | 2008年5月 7日 (水) 02時57分

遅ればせながら、U-tubeもあわせて鑑賞させていただきました。
「手仕事」大好きですので、部屋にいながらにしてステキな時間を過ごさせていただきました。
私も以前はこういう展覧会には、癒しを求めてマメに出かけていたのですが、あるときからすっかり行かなくなってしまいました。それはもしかしたら、家で充分癒されているからかなぁと思っています。
源ちゃんと里羽ちゃんは日中は大体寝ているので、休日は家にいてもほとんど寝顔を見ているようなものですが、眠りに落ちる瞬間とか、寝起きの瞬間は、「極上の癒しと笑い」を提供してくれます。

iharajaさんは、東京にある「日本民藝館」というところはご存知ですか?絶対に気に入っていただけると思いますので、次回上京されるチャンスがありましたら、是非オススメします、っていうかご案内します!

投稿: とん | 2008年5月 6日 (火) 11時54分

pen 空ママさん
鍵屋のおはぎは初めて食べましたよ~。美味しかったです。
空ママさん、由布院に行ったのね。人が多くなかったですか?
私も鍵屋にはつい寄ってしまいます。今度はおはぎをお土産にしよう♪

原田さんの作品、素敵でした。
もう、本当に欲しくなるものばかりでしたが、ちょっと手が届きませんでした~(^^ゞ

案内状にあった螺鈿の鳥と野鳥を意識して、スライドショーのタイトルを「漆と鳥と…」にしたので調和していると書いていただいて、嬉しい限りですにゃ(*^^)v

投稿: iharaja | 2008年5月 2日 (金) 10時05分

とても見ごたえのあるスライドショーでした。
iharajaさん、ありがとう♪
それにしても、素晴らしい作品と自然の中の鳥の姿が、なんとも調和しているというか、それぞれに美しくて、スライドショーの写真に引き込まれてしまいました。
螺鈿細工の作品は本当に美しく素敵ですね。。
そんな作品を見せてもらうと、私も欲しくなってしまいます。
手が届けばの話しですが・・ ^^;
ご馳走になったおはぎって、鍵屋のおはぎですか?
あのおはぎは大好きで、いつも買って帰ります。
昨日も買いましたよ ^^

投稿: 空ママ | 2008年5月 1日 (木) 15時23分

pen ミモザさん
龍の盆…、本当に心惹かれるものがありました。
この龍たちは5本の指ですから最も上位にいる龍かしら。
実物は、もっと奥行きのある黒と朱の色で、写真でそれを表現できずに残念です。
螺鈿は見る位置で輝きも変化し、独特の味わいがありますね。そういう作品を手に取ることができるというのが嬉しい限りです。
大人の時間を過ごしているかどうかは自分自身ではわかりませんが、素晴らしいものに出会ったり、なんともゆったりとした時間を過ごせるのはいいですね。

投稿: iharaja | 2008年4月30日 (水) 10時13分

螺鈿細工を見れることなど滅多にないですね。
素晴らしいスライドショーで作品が輝いて見えました。
特に龍の作品を欲しいなと思いました。
もっとも私などには手が出ないでしょうが。。。
大人の時間を一人で過ごすiharajyaさん、素敵です(*^^)v

投稿: ミモザ | 2008年4月29日 (火) 21時50分

pen 星子さん
やはり、私も動物の作品に目 eye が行ったのです。
このほかにも色々とあったのですが、気に入ったものを写真に撮り、帰ってから整理したら、ほとんどが動物の作品でした happy01

花模様を散らした鹿、表情がよくて、なんだか、話しかけてきそうな感じです note

少々長いスライドショーにお付き合いいただいて嬉しいです happy01
撮った写真のどれを載せようかと思うと、これもあれもとなってしまい、いつも悩んでしまうのです。で、結局スライドショーにしてしまいます。

あ、星子さんのところでも書き込みをしましたが、
星子画伯のイラスト、いつかアップしてくださいな。
ジェミーさんのところで見てファンになりましたにゃ heart04

投稿: iharaja | 2008年4月29日 (火) 08時49分

pen マイキーさん
原田さんの作品、どれも素晴らしいですが、なんとなくユーモアがあり、
そこがいいなぁと思います。
鯉が泳ぐ朱の盆、素敵でしょ。とても躍動感がありました。
camera ではわからないですが、可愛いおたまじゃくしも泳いでいるんですよ  happy01

翡翠の色は、はっとするものでした eye
小雨で少々くらい景色だったので、特に鮮やかな気がしました。

琵琶湖も水鳥などの野鳥が多そうですよね。
コサギはサギの仲間です。ホシゴイもそうなんですよ。

このとき見たコサギも全く逃げる様子がありませんでした。
今まで人に追われることもなかったのでしょうね。そんなことも嬉しく思いました。
マイキーさんの見たサギもきっとそうね。安心できる環境に住んでいるのだと思います。

で、マイキーさんの家って、きっと昔のものが色々あるんでしょうね。
お宝鑑定団 search としてお邪魔したいくらいですよ。

投稿: iharaja | 2008年4月29日 (火) 08時45分

pen union-jackさん
私とて漆といえば汁椀に塗り箸くらいなものですよ~(笑)
龍のお盆、見事でした。室内が薄暗く、どうしてもフラッシュを焚かないと写真がぶれてしまい、反射して絵柄を表現できませんでした。残念!

鳥や植物の名前、そんなに詳しくはないんですよ。教えてもらったり、調べたり…で。
だから、時々間違ったことを書いていないかヒヤヒヤものです(^^ゞ

随分離れた場所からも振り返りましたが、コサギはずっと立ち尽くしていました。雨が水面に跳ねているので、餌の小魚の起こす波紋と紛らわしいのではないでしょうか。
食糧確保も大変ですね。

私、翡翠の実物を見たのは生まれて初めて。感激しました。
ホシゴイの斑点はきっとカモフラージュだと思います。
自然の仕組みってすごいですね。

ついつい長めのスライドショーになってしまい、お付き合いいただいてありがとう。
いつも撮った写真を取捨選択できなくて…(笑)

「天井桟敷」は喫茶店です。いい感じでしょ?
BGMは常にグレゴリア聖歌で、自然と話し声も低くなります(笑)

投稿: iharaja | 2008年4月29日 (火) 08時40分

すごいステキな作品ばかりですね。作った方の魂が入ってるって、こういう作品のことを言うのですねぇ。。。confident
気になったのはやっぱり動物の作品でしょうか(笑)麒麟のお香立て、きつね・かも・うさぎの小物入れ、鹿(でいいのかなsweat01)の置物がとても目を惹きましたeyeshine
スライドショーからiharajaさんの感激した気持ちが、すごく伝わってきましたheartすごく気持ちのこもったスライドショーで、何回も観てしまいましたnote

投稿: 三日月星子 | 2008年4月28日 (月) 21時09分

iharajaさん、こんにちは♪
湯布院に、原田さんと言う方の作品展に行かれたんですねhappy01
スライドショーの中に出てきた、漆で作られた作品、小物入れにもなって、飾るだけではなくて実用性のある作品も作られてるんですねhappy01
朱の魚の泳いでるお盆は味わいがあって凄く良いですねhappy01
こちらでは、朱の漆の塗り物に根来寺と言うのがあります、もう伝える人がなく、貴重なものになっていますが、その他にも輪島塗とかありますよねhappy01
家にも、いくつか昔の朱のお椀や、お膳がありますhappy01
翡翠と言う鳥、とても綺麗な色してますね、なんか沖縄にいそうな鳥ですねhappy01
コサギは、サギの仲間ですか、この前琵琶湖を通った時沢山飛んでましたhappy01
家の近くの、米川という川があるんですがそこでも身近でサギ見ましたよ、近づいても逃げないんですよねcoldsweats01

投稿: マイキー | 2008年4月26日 (土) 23時03分

漆というと、私なんて器くらいしか思い浮かびませんが、なんだかとても奥が深いものなんですね~。
香炉は素敵ですね!! 漆じゃなくてもいいから(笑)、あんな香炉が欲しいな…なんて思ってしまいました。龍のお盆のようなものもありましたが、あれもスゴイ!
iharajaさんは、鳥や植物の名前がちゃんとわかるのですね。素敵な事だと思います。私なんて、犬種くらいしか答えられないし(笑)。
iharajaさんの作るスライド・ショーは、いつも立派ですね~。
このままCATVの旅チャンネルあたりで流せますよ!!
コサギの頭のてっぺんが可愛いです。結局、お魚獲れたのかしら。
翡翠という鳥は、目が覚めるような色ですね。生で見てみたいなぁ。
幼鳥って、やはりカモフラージュの為に斑点が入るのでしょうかね。
ところで、コーヒーブレイクをされた場所、これは喫茶店ですか?
すごくいい雰囲気の場所!! 明るさといい、椅子の感じといい、梁や柱、すべてが私好みです(笑)。私もこんなところでのんびりお茶してみたいわ・・・♪

投稿: union-jack | 2008年4月26日 (土) 12時50分

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