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2007年1月26日 (金)

大阪弁の刑事たち

横山秀夫の「陰の季節」「動機」をきっかけに、
ここ数年は警察小説を読むことが多くなりました。
その中でも、東京創元社が2003年から2ヶ月に1冊くらいの間隔で発行された
黒川博行の警察小説は面白かった。
大阪府警捜査一課が中心のシリーズで、書店に並ぶのが楽しみでした。

単行本として刊行されたのは80年代から90年代はじめのようですが、
この頃は海外の推理小説を読むほうが多く、
これらの作品は知らなかった、というより作家の名前すら知らなかった。

リンク: 東京創元社|黒川博行警察小説コレクション

このシリーズで何より魅力的なのが大阪府警捜査一課の刑事の面々。
黒田憲造、亀田淳也の黒豆コンビ、文田浩和、総田脩のブンと総長コンビ、
東京からやってきた若いキャリヤが感じる東西のギャップ・・・
個性豊かな刑事たちが奏でるエピソードが次々に登場します。

大阪弁での軽妙なやり取りはとても面白く、
読みながら「ぷっ」と吹きだすこともしばしばでした。
扱われる事件は、殺人事件や強盗事件など陰惨で凶悪なものが多いけれど、
事件の行方、そして、刑事たちの会話。
《二度のお楽しみ》があるシリーズだと思っています。

「二度のお別れ」から始まった大阪府警捜査一課シリーズも
「アニーの冷たい朝」で終わってしまったようで残念です。
また、こういうシリーズを読みたいが、それは読者の勝手な願いなのだろう。

Kiyomizu2

(写真は一昨年3月撮影の京都、清水寺。あいにく大阪の写真がなかった。
このシリーズには、京都府警も登場するからということで良しとしよう)

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コメント

DATE: 01/27/2007 05:46:24 AM
鯉三さん、このシリーズとは異なる同時期の作品「暗闇のセレナーデ」を
読んでいる最中に、ラー君の関西弁を聞いて触発され、紹介させていただきました(笑)
小説の中に関西人が二人集まり、会話を始めると、まるで漫才を聞いているような雰囲気があります。

投稿: iharaja | 2012年6月24日 (日) 07時09分

黒川博行の警察小説、読もう読もうと思いながらまだ読んでいません。「大阪弁の小説」を語る上で黒川さんの作品は欠かせませんしね。

投稿: 鯉三 | 2007年1月26日 (金) 14時26分

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